操作

浄土真宗に対する100の質問

提供: 本願力

2010年10月9日 (土) 14:23時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

Q.第十八願の若不生者の「生」は「平生に信楽に生まれる」ことなのですか?

A.このような発想は本願文の破壊です。
浄土真宗の根本である『大乗無量寿経』には、阿弥陀如来の救済とそれを釈尊のが説いてくださる教説から成り立っています。いまの「若不生者」という言葉は、第十八願文、

設我得仏 十方衆生 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚 唯除五逆誹謗正法

にある、若不生者 不取正覚の御文です。

阿弥陀如来の目的は、衆生を我が国(浄土)に生まれさることあって、「若不生者」に信楽にさせるという意味はありません。本願成就文の「即得往生 住不退転」と関連させ現益とする論は間違いです。 第十八願成就文は、釈尊が阿弥陀如来の本願が成就したことを告げられる一段です。</br> ですから本願文では「欲生我国」と我が国に生まれよと阿弥陀如来が仰って、釈尊は本願が成就したことを示すために「願生彼国」と浄土を彼の国と示されいるのです。 阿弥陀如来の本願と釈尊の教説を混乱するからTS会のようなおかしな解釈になるのです。