新領解文/新しい領解文を考える
提供: 本願力
領解文 (浄土真宗のみ教え)
第一段 お念仏のこころ
- 南無阿弥陀仏
- 「われにまかせよ そのまま 救う」の 弥陀のよび声
- 私の 煩悩と 仏のさとりは 本来一つゆえ
- 「そのまま 救う」が 弥陀のよび声
- ありがとう といただいて
- この 愚身をまかす このままで
- 救い取られる 自然の 浄土
- 仏恩報謝の お念仏
- 体言どめの表現のため非常に判りにくい文章である。
- 南無阿弥陀仏
- 「われにまかせよ そのまま 救う」の 弥陀のよび声
- は、
- 南無阿弥陀仏と称えることは「われにまかせよ そのまま 救う」の阿弥陀如来の
喚 び声です。
- 南無阿弥陀仏と称えることは「われにまかせよ そのまま 救う」の阿弥陀如来の
- という意であろう。なお弥陀といふ表現は略語であり一般的には通じないであろう。
第二段 師の徳を讃える
- これもひとえに
- 宗祖聖人と
- 法灯を伝承された 歴代宗主の
- 尊いお導きに よるものです
第三段 念仏者の生活
- み教えを依りどころに 生きる者 となり
- 少しずつ 執われの 心を離れます
- 生かされていることに 感謝して
- むさぼり いかりに 流されず
- 穏やかな顔と 優しい言葉
- 喜びも 悲しみも 分かち合い
- 日々 精一杯 つとめます
- 令和五年
- 二〇二三年
- 一月十六日
- 龍谷門主 釋 専如